せんちめんたる。

日常で不思議に思ったこと、ピンときたことをサラッと書くだけのブログです。いわゆる雑記系。

メディアは嘘すれすれの真実を語る。

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なんか小説みたいなタイトルですね笑

はいどうも23度目ましてせちです。

今更だけど、ニュースを鵜呑みにして信じちゃってる人多くないですか?「ニュースでそう言ってたし」みたいな言葉、発しちゃったことがある人は、「私は脳で考えることをしない人間です」って言ってるのと同じなんですよ?

僕はなぜそんな恥ずかしいことを言えるのかがわかりません。だって、メディアって嘘つき集団なんですよ?なぜメディアが嘘つきなのに報道活動をしているのか、お話します。

 

嘘すれすれの真実とは?

まず、嘘すれすれの真実について説明します。

 

その前に、まずはこちらを読んでいただきましょう。1997年アメリカ、アイダホ州で、当時14歳のネイサン・ジョナーによる「人は以下に騙されやすいか」の調査が行われました。

調査で聞く内容はこのような内容です。

DHMOdihydrogen monoxide)という物質を法で規制すべきでしょうか。

DHMOは実は水です。調査では水であることを隠しています)

DHMOは、

・水酸と呼ばれ、酸性雨の主成分である。

温室効果を引き起こす

重篤なやけどの原因となりうる

・地形の浸食を引き起こす

・多くの材料の腐食を進行させ、錆びつかせる

・電気事故の原因となり、自動車のブレーキの効果を低下させる。

・末期がん患者の悪性腫瘍から検出される

 

その危険性に反して、DHMOはいたるところで用いられます。

 

・工業用の溶媒、冷媒として用いられる

原子力発電所で用いられる

・発泡スチロールの製造に用いられる

・防火剤として用いられる

・各種の残酷な動物実験に用いられる

・防虫剤の散布に用いられる。洗浄したとしても産物はDHMOに汚染されたままである

・各種のジャンクフードや、その他の食品に添加されている

 

さて、あなたはDHMOの規制に反対ですか?という調査をした結果、

43人が賛成、6人が保留、1人が反対しました。

反対した人は、DHMOが水だと途中で気づきました。

 

この調査内容に嘘はありません。確かに見方を変えるとそんな言い方もできるなーと思うことばかりです。これが嘘すれすれの真実です。

 

さて、メディアが一番大切だと思うことは何でしょうか。

民放のテレビ局のニュースであれば、視聴率。

新聞や雑誌なら売上部数。

では、これらを伸ばすには何が必要でしょうか。

答えは、面白みです。興味を惹かれないようなものを見ているのは人間だれしも苦痛です。ですので、メディアには面白みが求められます。しかし、メディアは嘘をつくことができません。

有名な事例では、強盗事件の説明で「犯人はバールのようなもので」というように、バールだと断定ができないときにバールとは言えないのでバールのようなものというそうです。そこまで徹底して嘘がつけないのです。

一方で、DHMOの調査のような、受け取り方や見方によってはそうも捉えられるよねということであれば嘘ではないので報道することができます。

ここが曲者なんです。この前提があるので、メディアは好き勝手な解釈をして、面白くなるように編集するのです。しかも嘘ではないから苦情は出ないだろうし、出たとしてもクレームとして受け取られます。

 

どうですか。メディアは真実を盾に、嘘をついているんですよ?そんな情報を鵜呑みにしていたあなたは馬鹿ということがわかったでしょうか。今後、ニュースを見るときは嘘の付きようのない情報なのかを見極めて頭に入れるようにしましょう。

それではまた。