せんちめんたる。

日常で不思議に思ったこと、ピンときたことをサラッと書くだけのブログです。いわゆる雑記系。

僕が本屋を開くなら ~キンコン西野さんのブログに触発されて~

はいどうも30度目まして、せちです。

 

今日、僕は大学の講義を受けてる時間に、芸人のキングコング西野さんのブログを読んでいました。(ほんとは講義を聞かなきゃいけないんだぞ!)その中で興味をそそられた記事が、西野さんが「魔法のコンパス」という本を出した際にインタビューで聞かれた質問の、「西野さんが本屋さんを開くならどんなお店にしますか」について書かれた記事でした。

この記事を読んで、なるほど現代の本屋として生き残るためのいい案だなと思いました。後は、製作者側の人の発想だなとも思いました。

 

西野の本屋

西野さんの本屋は、

1、書棚の数より内装にこだわり、写真映えを気にしたつくりにする。

2、作者などの講演会などのためのステージを作る(ここもおしゃれに。)

という、なんとも現代の写真社会をうまく取り入れた作りです。さらに言うと、西野さんはこうも言っています。「今の本屋さんは、本を作品として売っている。それではアAmazonなどに負けるにきまってる」と。確かに僕も、本屋さんの愚痴を書いたことがありますが、同感です。

 

本屋への愚痴を書いた記事はこちら↓

sechi.hateblo.jp

 

 

 

僕の理想の本屋

僕の理想の本屋の、コンセプトはズバリ「遠くに住んでいる人も、本をあまり読まない人も行ってみたくなる本屋」です。

前提として、僕は西野さんの本屋に7割がた賛成です。なぜなら、内装を凝ることで、本屋は「本を探しに行く空間」から「非日常を体験することのできる、本を売っている空間」にグレードアップし、来てくれたお客さんが店内を歩き回りたくなります。そこで本屋の魅力である「本との出会い」が生まれ、購入してくれる確率が高まります。

この、店内を歩き回りたくなるという点がミソで、例えば本屋で「スマホ暗証番号を「8376」にした時から運命は変わる!」という本を目にすると、「なんだよこの本はww」とか、とにかくどこかしらに興味を惹かれます。ここが唯一本屋が通販や電子書籍に対抗できる点だと思っています。よって、この点を最大限に生かすために僕が考えた本屋さんは、

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1、西野さんと同じく、内装を凝る。

非日常感を演出するため。ディズニーランドなどでも、細部までこだわることで何回訪れても満足度が高いまま楽しんでもらえる。その結果、なんで買った?とのちに家に帰った時に思うお土産も買ってしまう。客単価が上がることが予想されるので多少お金がかかっても長い目で見ると利益が出ると思われます。

 

2、本の陳列にもこだわる

タイトルだけではなく表紙が魅力的な本も今は多数出版されている。なので、少しでも目に留まるように、シリーズ物は一巻を表紙を向けて陳列、その横に2巻から先を背表紙を向けて陳列。小説は、出版社によっては表紙がシンプルにタイトルだけのものもあるため、棚の中段に、表紙を向けて陳列し、一週間周期で表紙を向ける作品を入れ替える。実用書は分類ごとに、漫画はあいうえお順に並べ、これもまた表紙を向ける作品を定期的に入れ替える。

また、本の検索機能はあえて導入しません。「本との出会いを提供する本屋さん」のキャッチフレーズで本屋を開くためです。

 

3、本棚の隙間を埋めるものを売る

例えば、本棚にジャンルごとに入れている人もいるでしょう。その時に、本棚に2~3冊分の隙間があるとなんかダサい、となることを防ぐための商品を売ります。具体的には、フェイクの本やおしゃれなブックエンドを売ります。フェイクの本は洋書から文庫本まで幅広く取り扱います。

 

大体こんな感じの本屋さんを作りたいですね。

コンセプトの、「遠くに住んでいる人も、本をあまり読まない人も行ってみたくなる本屋」のために、行くだけで楽しい(非日常感のある)本屋にしたうえで、本との出会いを重視した陳列、本を買った後のアフターケアっぽいものを売ることで人気の本屋にしていきたいと思います。2~3年後くらいに実際に作ってみたいなぁ。

以上、僕が本屋を開くなら。でした。

ぼくは、本に興味がない人を取り込めるような本屋が今後生き残っていく気がします。

目指せ1億総読書時代!!

 

 

 

おわり。