「18歳で成人」の変更の意味がわからない。
はいどうも24度目ましてせちです。
最近はニュースでやってなかった「18歳で成人改正法案」。2022年4月から施行されるそうです。この法案、色々おかしくないですか?
そのおかしい点というのが、18歳で出来るようになることの内容、2022年の成人式をどうするのか、の2点です。
18歳でできるようになることの中には、
1.10年使えるパスポートが作れるようになる
2.性同一障害の人の性別変更申し立てができるようになる
3.クレジットカードの作成や、ローンを組めるようになる
4.18歳からではないが、根拠なく不安をあおって商品を売りつける「不安商法」や、恋愛感情につけ込む「デート商法」など、合理的な判断ができない事情を悪用した契約を取り消すことができるようになる。
やっぱりいろいろ言いたいことがある。まず、できるようになることが少ない。「親の承認がなくてもできるようになる」なんて、大体の人にはメリットがない。そもそも成人してなくてよくね?って言いたい。今後この法律が普通になるころにはどうでも良くなるとは思うけど、成人したって一番実感する瞬間は、お酒を(おおっぴらに)飲めるようになることだと思う。成人式で会った旧友とあまり飲み慣れてない感じでお酒を飲む。これこそが醍醐味だと思うが…。
これにも文句を言っておきたい。4番目の項目にある改正。未成年だった18,19歳には、法律行為を取り消すことのできる権利が有ったけど、成人してしまうと適用されなくなる。それはまずいということで、この改正が組み込まれたらしいけど。
絶対悪用される気がする。しかも、成人したら全部自己責任だよって話が通用しなくなる!そもそもそんな人はかなりの損害じゃなければ気がつかないと思う。しかも、恋愛感情が有ったとかどう判断するのでしょうか?いろいろ至らないとこがあるこの改正はおかしいと思います。
2022年の成人式はどうするのでしょうか。
まさかとは思いますが、2022年に18〜20歳になる人を全員集めるのでしょうか。
そんなことをしたら振袖レンタルをしているところは振袖が足りなくなる、もしくは気に入った振袖を提供できなくなるなど、不具合が生じます。
しかも、会場も今より3倍大きい場所を用意しなければいけませんし、人件費だって今の2倍はないと運営が厳しいと思います。そしてそのお金は税金で賄われます。
そしてなにより問題なのが、この対策が2022年にしか意味がない点です。
振袖レンタルだって、振袖を追加購入しようにも2023年からはまた需要が元通りになりますし、会場の警備プラン(そんなのあるのか?)や、その会場でどうするのかのノウハウが一度きりで使い物にならなくなります。
果たしてそんな弊害があるのに18歳で成人という改正を通す意味は何なのでしょうか。
発表されている、18歳で成人の意味は、
「18歳から決定権を持つことで、社会進出を促す」というような意味があるらしいです。
でもさ、現代の日本は大学に行く人が多く、18から社会進出できるようになろうが関係ないと思うよ?会社立ち上げるくらいなら15歳から可能だし。成人の日は変更されるのかな?高校生の受験を妨げたいならそのままでもいいけど。
というわけで僕は18歳で成人を決定した国会を馬鹿だと思ってます。
てかそんなことよりやることあるでしょ!日本の国会なんて腐ってるところしかないんだから再建とかしなさいよ。
僕は、結局これ言いたかっただけなんだなぁ。
それでは。